こんばんは、Dr.アスリートです。

発癌性ってよく聞きますよね。がんになるリスクを示したものですが、近年では、建材に使用されていたアスベストやホルムアルデヒドなどの発がん性が話題となりました。
発がん性の試験としては、マウスやラットに検体を連続投与して、臓器のがんの有無を検索する方法が行われています。
世界保健機関(WHO)の機関の一部である国際がん研究機関(IARC)は、そういった動物実験結果などに基づいて、発がん性リスクを評価しています。その分類は以下の通り…
グループ1: ヒトに対して発癌性である
グループ2A: ヒトに対して恐らく発癌性である
グループ2B: ヒトに対して発癌性であるかも知れない
グループ3: ヒトに対する発癌性については分類できない
グループ4: ヒトに対して恐らく発癌性でない
アスベストやホルムアルデヒドはこのグループ1に分類されています。アスベストは、石綿ですので、耐熱性に優れ、以前は建材として使用されていました。近年では除去工事が進んでいます。ホルムアルデヒドは、建材やクロスの接着材に、安価で、接着力を強くするため使用されていました。しかし、いわゆる「シックハウス」の原因の一つとして知られるようになり、現在では、建築基準法によりこの物質を放散する建材の制限が設けられています。建材には、F☆からF☆☆☆☆までの放散量によるランクがあり、F☆☆☆☆がもっとも放散量が少なく、工務店や、ハウスメーカーはこれを使用しています。しかし…WHOや厚生労働省により 0.08 ppm の規定値が設けられていますが、現状、規定値を超えた場合の罰則等はないんですよ…
私も以前、ある新築マンションの一室の濃度測定をしたことがあるんです。ホルムアルデヒドは検出されませんでしたが、VOC(揮発性化学物質)は検出されました。VOCにも様々な物質があり、各々によって規定値は異なります。よって、その測定器は、原因物質を特定できるものではなかったのですが…検出された場所は、新品の家具です。家具にはまだ規制がなんです。メーカー表示を信用するか、調べてみるかしかないんですよ。新品の家具を買うときは、よく説明を受けた方がよさそうです。
最近では、珪藻土に発がん性があるという噂が出回っていたのですが、未焼成珪藻土及び融剤添加焼成珪藻土(焼成とは焼き固めること)は、グループ3(人に対する発がん性について分類できない)に位置付けられています。 グループ3ですから、お茶と同じに分類されます。
ちなみに、アルコール飲料は、グループ1に分類されています…やばい…
























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