バチカン市国のシスティーナ礼拝堂の天井に描かれた「最後の晩餐」。ルネサンス期の彫刻家、画家で有名なミケランジェロの作品です。体育会系にしたにです。

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描かれた技法は、フレスコ画といいまして、漆喰を塗り、それが乾かないうちに塗料を塗り込むものです。なぜ、漆喰に?それは、数千年の時を経て劣化することなく、現代にその作品を伝えていることからわかります。

先日、福岡市早良区新築一戸建て注文住宅「Link」にて、ご家族みんなでヌリカベーゼのお手伝いをしてきました。そこで、今回は漆喰の性能をあらためて検証します。

①審美性 ~ 意匠、質感が素晴らしい。光を反射せず、やわらかい光を映し出します。
②抗菌性 ~ 漆喰内部は強アルカリ性なので、カビなどの菌が繁殖しにくい。
③不燃性 ~ 原料が石灰岩ですので、不燃です。
④調湿性 ~ 吸放湿による過湿・過乾燥の抑制。
⑤浄化性 ~ 有害物質や臭気を吸着。
⑥断熱性 ~ 多孔質構造により、断熱性にすぐれ、昔から土蔵造りに使用されています。
⑦廃棄性 ~ 環境汚染しない。リサイクルも可能。
⑧硬化性 ~ 二酸化炭素を吸収して石化。年々強固になります。
⑨防音性 ~ 音を吸収して静かな空間をつくりだす。反響しません。

これらの性能を無動力で発揮する、いわゆる”自然のちから”を利用した素材なのです。

これだけ素晴らしいものを持ちながら何故、内装仕上げの主とならないのか?これは、施工者側の早く、安く、均質に、クレームなくという都合により減少していったのです。結果、大量生産されるものは安くなり、手間のかかるものは高くなり...他の日本の伝統工芸のように、利便性を追求するがゆえに減少していったもののひとつなのです。

近年では、自然素材、土壁ブームもあり、これらの素材が日の目を見ることが少しは増えてきています。職人の努力によって、施工費も安くなってきています。灯台下暗し。いいものは身近にあるんです。数千年もの太古からの建築家、芸術家、職人達のつくりあげた伝統文化を今に、未来に伝える。一生に一度の家づくりにはそういうことまで考えることがあっていいんじゃないでしょうか。

コモス・ヌリカベーゼでは、お客さん自身に塗り壁をオススメしています。これによって、家づくりへの参加、左官仕事を家族みんなで楽しむ、低コストで自然素材の導入、日本の伝統技術の継承をしてもらってます。

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