薪ストーブ好っきやねん!元なにわのヘラクレス軍団ニシタニです。
先日、薪ストーブの設置を希望しているお客さん宅に伺い、ストーブ屋さんと打ち合わせをおこないました。僕が、昔住んでいたニュージーランドでは、薪ストーブの家が多く、自分のホームステイ先も薪ストーブでした。時々、山に薪を取りに行き、薪割りは、斧の遠心力を利用して割っていました。火って、じっと見てしまいませんか?なんか見てると癒されるんですよね。何よりもその暖かさ。
薪ストーブの熱は放射熱、輻射熱ともいいますが、ストーブから人へ電磁波として熱が伝わります。これに対して、エアコンは対流熱として、暖められた空気によって熱が伝わります。前者は、地球や人間が太陽の光(熱)を浴びているのと同じ。体を芯から暖め、血液循環、新陳代謝をよくします。後者は、空気が乾燥し、粉じんや病原菌が浮遊しやすく、室内の垂直方向の温度差を生み出し、温度による最適な状況をつくりだすことはできません。
熱の質としては、薪ストーブによる放射熱の方がいいんです。でも、価格的にはエアコンの方が安いですから…

これは、1853年創業のMORSO(モルソー)社製。シンプルさがいいですね。バイキング時代の昔から鋳物づくりの伝統のあるデンマークの会社です。鋳物とは、溶かした金属を型に流し込み、それを冷やしてつくる製品です。鋳物は熱放射ストーブの材料に適しています。

こちらもデンマークのSCAN(スキャン)社製。1978年創業。この一昔前のタイムマシンみたいな形、好きです。現地では、「みにくいアヒルの子」という愛称で永年親しまれているそうです。

続いてPECAN(ピーキャン)社製のストーブ。オーストラリアのメーカーです。レトロな感じがいいです。ストーブの下側でパンやピザを焼けるんです。絶対美味しい。
しかし、薪ストーブ設置には、薪、煙、煙突という問題をクリアしなければなりません。薪の入手は配送してもらえば1シーズン十数万円します。山で薪割りすれば、安く抑えられますが、木を選ばなくてはいけないし、運搬と薪割りが大変です。家には車庫程度の保管スペースも必要です。
一番の問題が煙の問題。薪の焚き初め数十分は煙が出ますので、住宅密集地では、近隣からクレームがでる可能性があります。煙突の設置もしかり。煙突も熱を持つので、家に火がつかないよう、家の構造部をかわしつつ、メンテナンスもしやすい場所に設置を考えなければいけないのです。そういった問題をふまえて、それでも薪ストーブが好きっと言えないとあきませんね。
CO2の排出量は、樹木が成長過程で吸収するCO2とほぼ同量だそうです。化石燃料と異なり、植林による再生ができる資源でもあります。火力発電で使用される石炭と比較すると薪は14分の1だそうです。そう考えると太陽光発電と同じく、エコ設備と捉えられるかも知れません。
僕は将来、自分の家には薪ストーブと決めています。薪割りも自分でやって、歳を取っても三角筋、広背筋、腹直筋などの筋力を維持させます。