韓国済州島視察団 その2
塀の知恵に感動しつつ、
次のカルチャーショックが民俗資料館へ
入る前におこったのです。
韓国の中年夫婦の観光客の団体が資料館へ入る為前に全員で集合写真を撮っていました。
終始大声で好き放題言っている様子で、周りに別の観光客が
居る事なんておかまいなし、本当に楽しそうにしていました。
そして、資料館を背にして立っていた観光客が撮影が終了し後ろを向いた時に
衝撃が走ったのです、、、

おばちゃまの髪型が全員一緒なのです。
しかもみんなボンバーヘッド。。
誰が誰か分かりません。。
韓国の人は奥さんを後ろから区別するときはどうしているのでしょうか。。
自分の妻が将来あんなになったらと考え、少し体が寒くなったことを思い出します。。
続いて、済州島の伝統的家屋です。。
この3本の棒はなんだかみなさん分かりますか??
これは、家の周りに石積みの塀があるのですが、その家へのアプローチ、、
いわば家の門です。

そしてこの棒にはとっても重要な意味があるのです。
済州島には昔、モノを盗んだりする人は全くおらず、とても平和だったため、
この棒によってそこに住む家族のその日の過ごし方が分かる様になっているのです。
まず、3本あるウチの一番上の棒だけ差し込まれていると、午前中留守にして、午後には帰ってくるという意味。
そして、上から二本だけ差し込まれいると、夕方まで帰ってこない。
最後に3本全部差し込まれている時は、一日留守にするという意味だそうで、
何も掛かっていなくて写真のような状態の時は、家にいるのでいらっしゃいという意味なのだそうです。
この3本かなり便利ですね。
泥棒がいないからこそ出来ることですよね。。
その中にあるのが、茅と火山岩と土で出来た家。

とても雰囲気のある伝統的な家で、とってもコンパクトな家ばかりでした。
この中に、台所も居間も、寝室もあるんだそうです。
昔の家で(今でもそうですが)、料理をするときに必要なものと言えば・・・
火ですね。
火を使うと煙が出てくる。そこで必要になるが煙突なのですが、
どの家にも煙突がありません、、

実は、これとても深い意味があります。
済州島は島国で、敵からの侵入を壱番恐れていました。
そこで、火を使うと煙が出てしまい、狼煙の役目になり、
居場所がばれてしまう事を恐れすべて家の中で処理をしていたという事です。
さぞかし煙たかったでしょうね。
そして、この家の面白い所が茅で造った屋根です。
普通日本では、茅葺き屋根の家は屋根が傷んで来ると全部
はぎ取り、新しい茅を被せるのですが、
済州島では、そのまま朽ちた茅の上に新しい茅を乗せて行くのだそうです。
ですので、この屋根の厚みが暑い程古い家だという事が分かるそうなのです。

済州島の歴史を見るとっても為になる一日目でした。
夕食は、、、

本場の骨付きカルビ!!
もう本当に美味しかったですね、、サンチュとキムチ、カルビとコチュジャンの絡みはもう最高でした。。